患者さんへのサービス向上のため、電子カルテの情報管理により、過去の診療内容を直ちに確認することが出来ます。
画像ファイリングによりX線、内視鏡、超音波検査、デジタルカメラ写真などをその場で全て見ることが出来ます。
血液検査のコンピュータ管理により、過去の結果が全てグラフ、一覧表で見ることが出来ます。
またご希望の方には、写真、検査結果を印刷、データ(CD-R)にてお渡ししております。
訪問診療や在宅介護のサービスを他の介護関連施設と連携をとりながら「在宅支援」を行っています。
特にがん末期の患者さんについては、長年のがん治療の知識と経験を生かし、積極的に往診を行っております。
各検診を通して、高血圧症、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病、メタボリックシンドロームの検診・予防・治療を計画的に行っております。
食道、胃、十二指腸などの上部消化管に対する内視鏡検査は、従来口から内視鏡を挿入するものでしたが、10mm前後の太さの内視鏡を挿入する際に舌や喉を刺激し、多くの方は咽頭反射(「オエッ」という吐き気を催す)を起こします。
このため、内視鏡検査は『つらい』、『苦しい』と感じている人が多いのではないでしょうか。
これに対し鼻から内視鏡を挿入する経鼻内視鏡では、内視鏡は鼻腔を通って食道に入って行きます。舌根にふれることがないので咽頭反射はほとんどありません。
また、鼻腔は少量の麻酔薬による前処置で容易に感覚がなくなるので、鼻を通る苦痛もほとんどありません。
当院では、検査中の違和感、苦痛を出来るだけ和らげるために、全例に静脈麻酔を使っております。また検査前の下剤は、ご自宅でリラックスした状態で飲んで頂き、十分大腸がきれいになった段階で午後行います。